人生の目的

結局何をしているのか、人生の目的というと、一つの真実を局面や部分で切り取り「ゆるむこと」等様々に言えるが、今日私がシンプルかつ広範に言えると思うのは「克己」という事。

己に克つとは、それぞれ気付いた時には持っている先天的に潜在する身体の器質としての、また後天的に周りのヒトとともに嵌ってしまう、ヒトの知能の業・落とし穴を克服するという事。

そういう、自分という問題集を解くという事。

自分が主導権を握れる時は、やろうとしなければ良いだけであっても、迫る人為に対応するには人為も必要、そのため味わうものの優先順位を確認するわけですね。

しかして味わおうとすると呼吸が不自然になる。至るは、やらなければという時ほど自分を止めるという事。結果、一番呼吸が出来て味わえる状態になるという所。こうした逆説が人間のように多層の心身構造を持つ生物の極みでは。

潜在要素をコントロールするという事。