ルーツⅡ/佐賀・室町~江戸

私の祖は平安の桓武平氏から三浦氏となって源氏につき、軍功により石田姓となって壱岐判官を勤め鎌倉時代を過ごす。
室町時代となって肥前に入り、のちに佐賀多布施へ。以後は北海道に移るまで鍋島藩に属することとなった。

江戸期に生まれた石田一鼎は山本常朝の師であり、葉隠の四哲として正五位。「武士道要鑑抄」を著し祀られている。
また弟の石田惟之は久保背振山境界論争を解決に導いた。

石田菩提寺・水月寺


水月寺の御住職、山口亮一旧宅の御方、佐賀城本丸御殿の御仁には、石田と一鼎を辿る旨をお伝えすると親切に沢山教えてくださり、誠に感謝しております。

山口亮一旧宅

北海道開拓使判官・島義勇屋敷跡

佐賀は佐賀武士道、そして海外への玄関としていち早く近代化に着手、江戸品川の台場に大砲を送り出し、明治維新後を牽引していく人材も多く生んだ。

佐賀城・本丸御殿

石垣張り

大規模に干拓してきた佐賀では水を行き渡らせるため、水路(クリーク)が無数に張り巡らせてあり、中心地にして道が碁盤の目ではなく、これだけでたっぷりと味わえる。
またその水路の水を生活に利用するために降りていく階段=棚路(たなじ)も多い。

水路と棚路

鳩も涼む




柳町等、歴史的建築物も味わい深い。